外国人採用事例:ホテル清掃スタッフとして採用するまで

株式会社フェアトン様は、多くのホテルにホテルメンテナンスサービスをご提供しています。
弊社の外国人求人サイトGuidableJobsを用いて外国人採用を導入されました。
今回は、担当の千野様にお話を伺いました。
清掃スタッフで外国人採用を検討している担当者は、ぜひ参考にしてください!
今の採用手法や状況について教えてください
――今回採用の方は他の媒体で結構手一杯だということをお聞きはしたんですけど現在の採用状況はいかがでしょうか?
そうですね、今は他の媒体さんを使っていまして、そこの応募が多いのでその対応でいっぱいになっているところがあって
――そうなんですね!弊社以外でも外国人採用に積極的に動かれていらっしゃるんですね。
そうですね。もともと紹介のみで外国人採用をしていて外国人向け媒体に求人を出すということはしてなかったんですけども、昨年の5月くらいに外国人向けのサイトに求人を出し始めました。
日本人の応募だけだとやはり足りないというところとどれくらい外国人の方が集められるものなのかというのも未知だったので、試しにということで始めたんですね。
御社から最初に外国人向けの媒体の提案を頂いて、その後他媒体のこれもやってみようあれもやってみようみたいなかたちで。
採用までの過程はどうでしたか?
――御社のステップですと最初に電話ではなくメールでやりとりをされてから面接という風な流れの方が多かったですか?
完全にそうですね。実際面接をしてやっぱりまだまだ日本語ができない外国の方を受け入れられる企業って限られているというか少ないのかなと感じました。
面接を英語でできるとすごく外国人の方も安心するんですね。来た時はすごく緊張した顔をしているんですけど面接官が見るからに外国人の方だと急にフランクな感じになるんで。あと時々聞かれるんですよね、面接は日本語ですかとか日本語できないと面接だめですかとか履歴書も日本語じゃないとだめですかとか。
――履歴書を書くのが一番難しいみたいですね。
うちは全然英語で構わないので。その代わり写真貼ってきてねとかって感じで。
実際採用になると印鑑や銀行口座などいろんなものが必要になってきますよね、でもそういうものに対しても働くからにはちゃんと用意しますみたいな方がほとんどなので、やっぱりそういうのを見るとしっかり就業しようという姿勢じゃないかなという風に感じますね。
ドタキャンっていうのですかね、勤務開始日にちゃんと来てくれるかなとかっていう不安は若干あるんですけど、95%くらいはちゃんと来ますし、たとえ来られなくてもちゃんと電話なりメールで「今日ちょっと体調悪いんで他の日にしてください」とかっていうことができるんですよね。結構皆さんしっかりされてるというか。
――御社で細かいところまでフォローされてたのも大きいかもしれないですね。
そうですね。面接時にハンコの使い方とかまで説明してあげるんですよね。
そういうところまでやってあげて不安を解消してあげることで信頼を得てるというか。
日本人の方でもそうですけど、やっぱりいかに面接の時間で信頼関係をつくられるかっていうことが一番ですね。やめるときに「やめたいです」って連絡が来るか来ないかってそういうところで決まってくるんですよね。
こちらがルーティンワークみたいな感じでやってしまうと勝手に無断でやめたり勝手に来なくなったりっていうことがあるので、こちら側が働いてほしいという気持ちとそのためのフォローはするという姿勢は見せておくべきだと思いますね。
――日本人の方を採用する時と比べて求人の費用対効果はいかがでしたか。
どうですかね、私はいいと思うんですけどそれはたぶん本社で面接しているからだろうなと思いまして。やはり現場で面接を任せたらたぶんすごい結果になるんじゃないかなって思うんですけど。
――最初の1か月は現場で面接をされていたんですよね。
そうですね。現場で面接をする場合はその事業所に合わないと不採用になるんですけど実際他の現場に案内できることがあったりします。話を聞くとこの人はこっちのホテルの方が合うんじゃないかとか、そういった条件で働きたいのならこっちのホテルの方がいいとかってわかるので本社で面接をすることで合う勤務地を見つけて採用率を上げるっていうのはできていると思いますね。ただ、現場で面接がないので結構責任が大きいですね。
ここまでくるとある程度信用してもらって紹介しているのでそこはすごく現場とマネージャーの信頼関係が大事だなと。
外国人採用を行って変わった点はございますか?
――もともと外国人向け媒体を使われた目的としてはいかに採用人数を増やすかっていうところだったと思うんですけど、ただ現場の方からしてみると質ですとか日本人の方がいいっていうお声はまだ多いですかね
だいぶ減ったと思います。
――減られたんですね。
やっぱりそれって勤務態度だったり、昔は外国人の方が当日にお休みしたり急に国に帰りますと言って来なくなったりみたいな、そういうのがあったんですけど今のところそういったことは聞いていないですね。
――全体としても結構変わりなく働いてもらっているっていうような印象感ですかね。
そうですね。外国人の方を面接するようになってこんなに日本で働きたい方っていっぱいいるんだってすごく驚きました。アジア圏だけじゃなくてヨーロッパの方とかいろんな国の方がそう思ってくれているんだっていうのを実感しましたね。今まで全くなかった国籍が増えてきていて、それこそフランスドイツとかアメリカの方とかも増えてきたりしてすごい国籍の数になってますね。
他社サービスと比較したときに感じるGuidabe Jobsのよさについて
――今回ガイダブルジョブズ弊社の求人サイトを選んで頂いた決め手はどういったところが決め手でしたかね?
結構情報が開示されていたのと管理画面があったりとかっていうところで使いやすいなと感じました。日本人向けの媒体と全然管理画面というかシステムが違うじゃないですか。
なのでどのように応募が入ってくるのか、どれくらいの情報を得られて、こちらが欲しい人材がどれくらい集まるか、そこからコンタクトをとってどれくらいの人と面接に至るのかみたいな、全くそのへんがわからなかったので助かりました。
写真も出ますし初めてやるのにとってもわかりやすかったです。
――ありがとうございます。企業管理画面のどのあたりをよく利用されていらっしゃいましたか。
いろんな媒体さんを使うようになって気付いた点なんですけど欲しい情報がない媒体さんもあったりする一方、初めの時点で開示される情報がすごい多いなと感じました。
例えば顔写真が日本人の人と履歴書の写真って全然違うんですよね。外国人の方って結構モデルさんみたいな写真を使う方とか決めポーズ出す方がいるんですけど、そうするとやはり在留資格や住んでいる住所がとても大事になってきます。
――ありがとうございます。結構他社さんですとお名前と住所と性別くらいしか面接の前にわからないことが多いですよね。
Jobsを通じて入社されたかたのご活躍状況
――実際に弊社を導入頂いだいて外国人の方何名かご採用いただいたかと思うのですが、採用まで至っていただいてその方の今の勤務状況などはいかがですかね。
今日の時点で調べてみたんですけどまだ7名の方が在籍しています。
――7名は今勤務されてどのくらい経ちますでしょうかね。
一番最初に採用した方が昨年の3月からだったので約1年くらいになりますね。
その方が一番古いです。
―ー千野様、いろいろとお聞きかせ頂いきましてありがとうございました!外国人採用控えられている企業さんにとってすごく貴重な意見となったと思います。