【製造業】創業80年のメーカーさまが外国人採用に期待することは? 勤労意欲は日本人以上!?
〜この記事はこんな方にオススメです〜
◎意欲のある人材を採用したいご担当者様
◎外国人を採用した後のサポート方法を知りたい方
◎採用活動を1人または少人数で担当している方
<会社紹介>
会社名:東立電機株式会社
従業員数:約30名
業種:製造
創業80年の産業用/工業用ヒーターの専業総合メーカーとして、シーズ・フィンシーズ、カートリッジ、投込み、鋳込みヒーターの製造を行う。東京都目黒区に本社を構え、神奈川県秦野市で工場を運営。
多品種少量生産型工場と高度な技術で、さまざまなニーズに応えた製品を届けている。
コロナ禍で日本人採用における課題を感じ、外国人採用を強化した東立電機株式会社。
Guidable Jobsを通しては現在1名の外国人の採用に成功しています。
今回は工場長の須山さまにお話を伺いました。
Guidable Jobsを利用される前の外国人採用
ーーGuidable Jobsを通してペルー人の方を1名採用されていますが、それ以前にも外国人採用はされていましたか?
須山さま:
そうですね、アルゼンチンの方が1人います。
その方は日本語とスペイン語が話せますので、今回のペルーの方の採用も安心でした。
あとは直接雇用ではないですが、以前に中国やボリビアの方も採用していました。
工場のある秦野は外国人が多い地域でもあるので、昔から外国の方となじみがあったという背景もじつはあります。
日本人採用における課題はある?
ーー御社は日本人採用について課題があったと聞きましたが、どんな課題だったのでしょう?
須山さま:
日本人採用では、応募者の意欲や定着が課題でした。
ここ数年でとくにですが、意欲のある人になかなか出会えないという問題が顕著になりましたね。
面接をしていて「この仕事をやりたい、覚えたい」という人があまり見受けられませんでした。
どちらかというと「決まった時間まで淡々と働きたい」という人が多い印象です。
また入社しても、ほかの従業員とぶつかったりするとすぐに辞めるケースも散見されました。
ーー日本人採用での課題に対して、どんな対策をされていましたか?
須山さま:
採用活動をする際は、弊社のアットホームな職場、髪型・髪色が自由といった強みを押し出しています。
工場だと規則が厳しいところもあるので、その点で若い人が応募してくれることは多いですね。
ーー本格的に外国人採用に踏み切った理由を教えてください
須山さま:
ここ数年はコロナ禍で人の動きも悪いです。
例えばコロナで職を失った方ですと、年齢が高めだったり、コロナ収束までのつなぎとして応募される方が多い状況でした。
過去の外国人採用を振り返ってみて、日本人にくらべてやる気を持って働いてくれていた印象が強かったことを思い出しました。
このタイミングで、原点に返って「もう一度外国人採用に取り組んでみよう!」ということになりました。
外国人特化型の求人サイトは何がいい?
ーー最初にGuidable Jobsを知った際のご印象をお聞かせください
須山さま:
外国人採用にはなじみがありますから、日本人向けの媒体と変わらない目線で見ていました。
ただ外国人採用を再度考えたときに、御社は「外国人特化型のサービスである」という話を聞けたので、とてもタイミングがよかったですね。
ーーGuidable Jobsの導入を決めた理由を教えてください
須山さま:
いちばんは「スクリーニングと一次面接をしてもらえるところ」です。
ビザの関係もあって、弊社で一からやるとなると膨大な労力と時間がかかります。
その点がとても魅力的でした。
ーー実際に「求人掲載」から「採用」までの流れはスムーズでしたか? 担当者のサポートはいかがでしたか?
須山さま:
流れに関してはスムーズでした。
面接を通過した候補者がいれば、その度に情報がメールで届いていたので、採用状況を明確に把握できました。
もしできればですが、一次面接で不採用になった方の情報もわかると、より今後に活かせるのでいいなと思いました。
担当者の方からは定期的に連絡をいただいていました。
サポートに関しては満足しています。
ーー採用された方の職場での様子はいかがですか?
須山さま:
最初は慣れない部分もありましたが、今は現場の作業員ともなじんで作業してもらっているます。
色々な人から仕事を教えると、やり方が違って困惑することもあるので、教育係は専属をひとりつけています。
作業指示書などすべてのものが日本語で書かれているので、ニュアンスが難しいところがあり、以前から働いているアルゼンチンの方にサポートしてもらっています。
従業員にとって「わかりやすいこと」を心がけて指導しています。
ーーサービスをご利用いただいた上で、Guidable Jobsの良かった点を教えてください
須山さま:
先ほどもお話ししましたが、まず第一に外国人特化であること。
そして一次面接の代行があるというところですね。
一次面接があることで、安心して最終面接ができました。
事前に情報がわかっているので面接はやりやすかったですね。
また以前に日本人向けの求人サービスを利用していた際は、応募者の方に直接弊社から電話やメールで案内をしていたので手間がかかっていました。
応募者も一人ずつ管理しなければならないので大変でしたね。
わたしは一人で採用を担当しているので、代わりに応募者の対応をしてもらえるのは助かりました。
さらに価格面で比較しても、一次面接などのサポートがついていることを考えると魅力的でした。
日本人の労働者が減っていく社会での、外国人採用の展望
ーー最後に、御社における外国人採用の展望についてお聞かせください
須山さま:
日本人の労働者数は年々減少していますので、募集をかけても日本人からの応募はなかなか集まりません。
その点で外国人の方の力を借りて、会社として伸びていかなければいけないなというのはありますね。
業界としては電熱ヒーターを作っている企業は海外にもありますから、弊社で技術を身につけて母国の発展に活かしてもらえたらいいなと思っています。
この記事のPOINT ◎「意欲のある人材を採用したい」なら外国人採用を検討してみる。 ◎ 外国人を採用したら、本人のペースに合わせて「わかりやすく」を心がけ、できるだけ少人数で指導をする。 ◎ Guidable Jobsなら採用担当一人体制でも外国人採用に取り組める。