インフルエンサーマーケティングとは?外国人インフルエンサーの実態
目次
インフルエンサーマーケティングとは?
YouTubeやTwitter、FacebookなどのSNSで多数のフォロワーをもち、インターネットを中心に強い影響力を持つ人たちは「インフルエンサー」と呼ばれます。
インフルエンサーマーケティングは彼らの力を活用し、商品やサービスの認知度向上や購買促進を図るマーケティング施策です。
具体的にはインフルエンサーに商品を紹介する企画などを立ててもらい、それぞれのプラットフォームに投稿し、自社のWEBサイトやお申し込みページなどへの訪問につなげるのが一般的な手法になります。
なぜインフルエンサーマーケティングが注目されているのか?
若年層を中心に情報源の主流がインターネット、特にSNSに移りつつあります。
インターネットネイティブの若年層はWEB広告に慣れすぎており、単に広告費をかけるだけでは若年層の獲得は難しい現状があります。
インターネットネイティブ世代が一番信用するのは「口コミ・紹介」です。
慣れ親しんだインフルエンサーによる投稿は「商品プロモーション」ではなく、あくまでもフォロワーに対する商品の「口コミ・紹介」なので、通常のWEB広告より受け入れやすいのです。
インフルエンサーマーケティングはターゲティングがしやすい?
インフルエンサーの属性を選ぶことで、通常の広告より容易にターゲットを絞ることができます。
例えば、メイク動画を投稿する女性Youtuber、ゲームプレイを実況する動画を投稿する男性Youtuber、動画自然風景の写真をInstagramに投稿している人といったインフルエンサーがいるとき、それぞれ、美容用品、新作のソーシャルゲーム、旅行パッケージプランというような適切な商品が思いつきませんか?
インバウンドマーケティングでもインフルエンサーの注目が進んでいるの?
海外市場でもインフルエンサーの活用は進んでいます。
日本のマーケット以上にクリエイティビティに溢れたインフルエンサーが揃っており、商品にあった属性のインフルエンサーを選定することが重要になります。
外国人インフルエンサーを選ぶ時の注意
フォロワーのアカウントは必ずチェックしましょう。
酷いものになるとフェイクアカウントによってフォロワー数が水増しされているケースもあります。
また、外国人のインフルエンサーは日本人に比べ、ステルスマーケティングといった倫理観に厳しい傾向があります。
(ステルスマーケティング: 費者に広告と明記せずに隠して、非営利の好評価の口コミと装う手法。インターネット倫理に反する手法とされる)
また、提示された商品に対して、「自分のイメージと合わない」「紹介の仕方が広告臭が強すぎる」などとこだわりを示すケースも多いです。
彼らも自分のキャラクターを最大限に生かしつつ、本気でプロモーションを成功させるために意見してくれているので、いたずらに反対するのではなく、ディスカッションを行い、共に試作を成功させようとする姿勢が重要です。
また、言語の問題や各国のプラットフォームの特徴が障壁となることに備え、そういった事情に通じた人材や企業の協力を得ることが望ましいでしょう。
外国人インフルエンサーについて詳しくなれましたか?
外国人のインフルエンサーについて解説しました。
インフルエンサーを用いたマーケティングは今後のトレンドになるのは間違いありません。インバウンド向け施策においても今後主役となっていくでしょう。