いま知っておくべき「外国人採用に関連したニュース」について、厳選してご紹介いたします。

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◉半数以上が外国人の保見団地。日本人との共生進み”故郷”に。新たな問題も。

外国人ヘルパーさんの画像

愛知県豊田市の「保見団地」は90年代にブラジルなどから多くの日系が移り住み、現在も住民の半数は外国人が占めています。集合住宅での日本人と外国人の共生はマナーや文化の違いなどでも課題も多くあるようですが、お互いの地道な努力により、日本人と外国人住民の関係値は改善されてきているようです。

そのような中、外国人住人の高齢化も新たな課題となっています。保見団地では2000年から20年間で、高齢者が2倍増加しました。外国人高齢者の中には長く日本に在住しているが、日本語が理解できない方もいます。

そのため、外国人ヘルパーが活躍しており、利用者は増える一方だといいます。2、30年前に移住してきた外国人がこれから高齢者となり、各地で外国人ヘルパーの需要が高まりそうですね。

◉日系ブラジル人男性を外国人の就職サポート担当者に

出雲市では多くの外国人が就職の際に言語の課題を抱えています。その課題をサポートするために、出雲市は日系ブラジル人男性を「外国人住民就労支援メンター」に初めて委嘱しました。

ポルトガル語や日本語が話せるブラジル人担当者は、メンターとして外国人の相談や就職サポートをしていくようです。

行政でもより多様化・国際化が進み、就職活動をする外国人も今まで以上に安心して活動ができるのではないしょうか。

◉外国人材育成は日本人と変わらないというリアル

外国人マネジャーと社員が仕事をしている画像

新日本ビルサービスでは16カ国、計180人の外国人が働いています。「DX化と外国人材が将来の重要なポイント」と指摘しており、DX、外国人人材の確保を促進。

外国人に選ばれ、定着する会社であることが大切であり、外国人管理者の育成がカギだといいます。できるだけ母国語でもコミュニケーションが取れるようにし、グローバル人材が働きやすく、成長を実感できる環境の整備に力を入れているようです。

これから外国人採用、人材定着に力を入れようとしている企業様はぜひ参考にしてみてください。