外国人採用事例(株式会社グットスタイルカンパニー様):エステティシャンスタッフとして採用するまで
株式会社グッドスタイルカンパニー様は、弊社の外国人求人サイトGuidableJobsを用いて外国人採用を導入されました。
今回は、ご担当者の荒井様にお話しを伺いました。どのような経緯で外国人スタッフ採用を検討し、採用に至ったのかご紹介いただきます。
これまでの採用・求人手法で課題に感じていたこと
――外国人採用の取り組みは、いつぐらいからされていましたか?
2018年の後半です。年末ぐらいから必要に応じて開始しました。海外展開でベトナムのほうに出店するっていう話があって、個人の紹介だとなかなか、人数が集まらないというところで、集めるなら人材紹介というかたちでスタートしたんですけれども。じつは、人材紹介はあまりうまくいかなかったんです。2年ぐらい長いプランの採用を考えていたんですが、採用しても結局は、3か月、4か月で退職してしまうケースもありまして。
――美容業界のなかでは、どれくらい外国人採用の動きって進んでいる印象を受けますか。
専門学校の先生から留学生の就職口を探しているとよく相談されます。エステティック業協会の方で認定校と顔合わせすることがあるんですけれども、その際に当社で外国人の求人をだしているということをお話すると、ぜひ、と言っていただくことが多いですね。
――基本的には、留学生、学校からの紹介というか、学校に求人をだして、応募があるかないかといった形でしょうか?
そうですね。ただ、留学生はいずれ母国に帰るというところと、ビザの取得が難しいというところがあります。エステサロンのエステティシャンとしては、就労ビザがおりないので、そこが一番ネックだと思います。
弊社の場合には、立ちあげなので、店舗の地域ごとのアプローチとか、通訳などの業務にあたってもらっていました。
まずは、日本でエステティックの知識・技術・マネージメントの勉強を積んでいただいたうえで、そういった本国業務があるので、今はビザの取得がわりとスムーズにできていて、それが就労につながっているのかなと思います。
導入の決め手は?
――弊社のサービスを導入していただいたきっかけを教えていただけますか。
弊社の場合、ベトナム人とフィリピン人のちょっと急募が必要になったので、御社にお願いしてみました。
それまでは、外国人の方は人材紹介のようなところからの斡旋というか、ご紹介で、入社していただいていましたが、やっぱりコストが非常にかかっていました。
また、入社後のトラブルも、わりとあったので、採用する前に自分の目で見たいっていうところと、一般的に、求人媒体ってどうなのかなっていうところで、御社のことを知って、求人ださせていただいたんです。
ちょうど外国人の採用どうしようかなって、行き詰まっていたときに、お電話いただいて。御社の事業展開を聞いて、ちょっと楽しそうだなと思ってお願いしました。
応募者を採用するまでの過程、採用から採用後まで
――選考の際に気をつけていることや注意していることなどはありますか。
面接場所の地図はすごく詳しいものをつくりました。時間をかけて。どこの地下鉄からあがってくるとかどこの駅に降りて何分とかですね。もしくは、まず面接の日程を決めるときにその方の最寄りの駅を聞いて、ここから乗り換えてこういうふうにくると、来やすいですとか。絶対わかっているとは思うんですけど、そのへんわりと調べない人が多いように私は思ったので。
採用後について
――採用した外国人の方に働いていただくうえで一番大変だったことはございますか?
入社してから、いろいろ問題はあるんだなというところで。ほんとに簡単な部分では「いらっしゃいませ」ということが、日本独特と感じました。
あと、ご案内するとか、おもてなしというサービスの、ほんとに私たちが日常受けていることが、全くないっていう国があるのを初めて知りました。とくに、フィリピンの方ですね。フィリピンの方が皆さんおっしゃるのは、お店にお客さまがいらしたときに「いらっしゃいませ」とか「ご予約ありがとうございます」というお出迎えという作業が自国にはない。サービスの面で文化の違いを感じました。
そういうことに馴染みがないようなので、日本人が日々身についているようなことを、お教えするのは大変でしたね。日本のおもてなしって、すばらしいというのは、なんとなくニュースをみて、海外の方が、評価しているということはわかっていても、その時に実感しました。
今どんな人材を求めているか
――日本人の方も含めて御社の職場の環境で、活躍している方や成長がのぞめるだろうという方の共通点などございますか?
そうですね。うちは成果を重視する職場ではあるので、一人ひとりのノルマはありませんけれども、一人ひとりの売り上げにたいしての評価がベースになります。なので売り上げをあげていただくための、指示が多いんです。そこに、お客さまからのちょっとした要望があったりすると、逆に両方のあいだにはさまってしまうような感じにとらえて、気持ちが落ちこみやすいみたいで。そういうところで少しメンタルが強い人がいいなと思います。
外国人の方に関しては、今、こんな時期に、ぜひおすすめは、やっぱり日本語とか日本のマナーとか、難しいとは思いますけどちょっとでも理解しておいてもらえると、日本で働きやすくなるんじゃないかなと思いますね。
Guidable Jobsの使用感について
――弊社のほうの、Guidable Jobsをご利用いただいた際に、サイトの使いやすさだったりとか、サービスを利用して使いやすかった点はございますか。
そうですね。他の媒体といくつか並行して求人をだしていたんですけれども、御社の場合には、わりとみんな顔写真を載せていてくださったのが、非常に見やすくて、判断しやすいというか、よかったと思います。
――想像していた応募数よりも、きていた印象はありますか。それとも、想像どおりでしたか。
多かった印象はあります。男性の方からも応募があったりしていましたし、年齢の高い方も応募があったりして、応募していただいた方全員が弊社にマッチしていたわけではないですけど。でも、それがきっかけで、いろいろと勉強になった部分もありますね。
――荒井様、ありがとうございました!