〈会社紹介〉

会社名:サンコー・エンタープライズ株式会社

業種:人材派遣

 

創業から40年以上の歴史を持つ、サンコー・エンタープライズさま。

空港地上支援サービス、国際航空貨物取扱業務などを主に行っています。

企業さま、求職者のみなさまのニーズに応え、ベストなソリューションを提供されていて、外国人採用も昔から取り組まれています。

 

今回は社長の川路さまにお話を伺いました。

 

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ーー御社ではもとから外国人採用をなさっていたとお聞きしました。
Guidable Jobs(ガイダブル・ジョブス)をご使用される以前は、どのように採用をなさっていたのでしょう?

川路さま:

もともとは取引先からの情報をもとに、外国人コミュニティにアクセスして口コミで連れてきていました。

もっとひとが欲しいなと思ったときには、成田空港で外国人に声をかけるなんてことをしていたこともあるみたいです。

 

ーー就労制限のないビザをお持ちの方は多かったのでしょうか?

川路さま:

永住者などはほとんどいなかったという印象です。
ガイダブルさんを選んだのも、就労制限のないビザを持つ、身分系の方を雇いたいからというのがありました。

 

ーー弊社のサービスを知った当初、どんな印象を持たれていましたか?

川路さま:

当初は外国人専門の求人媒体を知らなかったので、正直なところ疑心暗鬼でしたね。

担当者の方から「埼玉とかは食品製造の案件で外国籍の掲載実績ありますよ」とお伺いしたのが印象的で、弊社も食品製造の案件を掲載することにしました。

そのときには「ほんとに応募が来るかな?」と疑いましたが、でも実際にフタを開けてみるとかなり応募があって、納得したのを覚えていますね。

 

ーー御社で課長をされている外国人の方がいるとお聞きしましたが?

川路さま:

埼玉地区には40~50人ぐらいのスタッフがいるんですが、そこにいる弊社の課長はネパール出身の女性なんです。

日本語、英語、ヒンドゥー語など4か国語くらいは喋れますし、運営も非常にしっかりしていますよ。

彼女は埼玉地区で、新規案件を3つほど取ってくれています。営業電話をかけて、先方に伺ってからも日本語で実績を話してくれています。

新規の営業を取ってきているのは、ほんとにすごいと思います。

 

ーーすごいですね。女性かつ外国人というのは、企業さまからしても珍しいのではないでしょうか?

川路さま:

かなり独特な感じではあると思うのですが、ある意味で売りになっていると思いますね。

 

ーー物流系の案件でもGuidable Jobsから募集を出していただいていますよね。そちらはどうでしょうか?

川路さま:

2月からアパレル関連の物流倉庫のご依頼をいただいて、全員で8名のフィリピン国籍の方々が定着してくれています。

 

ーーお仕事に定着した方の日本語スキルはどうですか?

川路さま:

定着してくれた方の中には、40代50代で年齢を重ねている方もいますが、日本での在住歴は充分なので語学は安心できます

しっかりと話せて、理解してくれる方が多いですかね。

 

ーー最近は外国人を派遣されることについて、御社のお客さまから気持ちの変化はありますか?

川路さま:

最近は国内の労働者が少なくなってきたので、「外国人でもいい」という感じに変化してきました。それでもいざ派遣してみると、日本語能力でもネイティブレベルを求められたりしますね。

ですから、そういうハードルが高いところはいまだに難しいことがあります。

 

ーーやっぱり日本語レベルが高い方がもとめられるんですね

川路さま:

そうなんですよね。

たとえばN1を持っている人もいるんですけど、N1まで持たなくても普通に会話ができればいいと思いますし。

 

ーーそうなんですね。考えを変えてもらうのはなかなか難しそうですかね?

川路さま:

やっぱり日本人じゃなきゃだめだ、っていう会社さんはまだまだ多いです。

でもフィリピンの方を試験的に採用してくださったケースで、非常に結果がよかったので、そこから外国人に変わっていった会社さんもあると聞いたことがあります。

やり方はあると思いますね。

 

ーー今後の採用活動での方針はありますか?

川路さま:

日本のある有名サイトからの応募だと、やっぱりご高齢の方からの応募が多いです。
60歳を超えている方とか。ときには70代後半なんて方もいます。

やっぱり体力を使う仕事もありますので、そういうものだと比較的若い方のほうがいいですね。
そういう意味だと、外国人採用の方が未来があると思っています。