いま知っておくべき「外国人採用に関連したニュース」について、厳選してご紹介いたします。

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◉増える外国人労働者、人手不足抱える地域に光明 「定着」が課題

茨城県の町並みの画像

地方過疎化、少子化が進む中で茨城県では外国人就労者数が14年連続で過去最多となった。外国人就労者が増える一方で、外国人にどう地域に長く定着してもらうかという課題もあります。

茨城県内の某企業では、以前は新卒採用で人事確保できていたが、少子化にともない十分な人材確保ができなくなったという。そこで解決策としたのが外国人採用。

しかし、日本人と同じように長く定着してもらうのは、まだハードルが高い現状があるようです。企業の努力だけでなく、さまざまな方向からの環境整備が必要になりそうです。

◉岡山県外国人材等支援推進条例が成立

10月4日の岡山県議会で、「岡山県外国人材等支援推進条例」が成立しました。労働力不足が深刻化し、現在さまざまな業界、また地域産業が外国人材に頼り、支えられています。そのような中で、岡山県の外国人労働者数が昨年、2万4000人以上となり、過去10年で約3倍増。

地域の産業にとって外国人材は欠かせない存在となっている背景から、外国人労働者が働きやすい環境を整備しようという目的で「岡山県外国人材等支援推進条例」が制定されました。

行政や産業界、教育機関が連携して、魅力ある働き先として選ばれる県を目指すと掲げています。県が働き先や環境を整備することで、外国人材がより集まり、地域産業が活性化していきそうですね。

◉地域で働く外国人向け日本語教室が始まる 山梨 富士河口湖町

山梨県富士河口湖の画像

富士河口湖町は地域に住む外国人やその家族を対象にした日本語教室を開始しました。富士河口湖町ではインバウンド旅行者増加により、外国人労働者も多く集まり、地域産業を支えています。

外国人労働者が地域で安心して生活、また交流できるようにと申し込みなし、また無料で週に1回日本語教室を開始したようです。このような町の取り組みは地域に住んでいる外国人労働者にとってありがたいサポートになり、長期定着にもつながるのではないでしょうか。