【2024最新】外国人に人気の長野観光ランキングTOP5! 在留外国人数は全国18位
東京からのアクセスがよく、自然豊かな長野には、近年外国人観光客が増えています。
とくに、避暑地として快適な気候や豊富なスキー施設が観光客にとって魅力となっています。
また、近年では長野に住みながら働く在日外国人も増加しています。
本記事では、長野で外国人に人気の観光スポットと外国人労働者の現状について紹介します。
目次
外国人に人気の長野観光地ランキング Top5!
観光庁による最新の調査によると、2023年の長野県への外国人旅行者数(のべ宿泊者数)は13万人を超えました。
コロナ禍をのぞけば年々大幅に増加しており、人気観光地の一つであることがわかります。
栃木県には豊かな自然からスキー場、ショッピング施設まで、たくさんの観光スポットがありますが、外国人にとってどんな場所が人気なのでしょうか?
以下では、世界中で利用されている観光情報サイト「Tripadvisor(トリップアドバイザー)」の評価をもとに、外国人に人気の観光スポットTOP5を紹介します。
参考:観光庁 日本各地への訪問の実態
参考:Tripadvisor 「Things to Do in Nagano Prefecture(長野県の観光スポット)」
【第5位】鏡池
長野で外国人に人気の観光地ランキング第5位は、鏡池です。
鏡池(かがみいけ)は、四季折々の風景が水面に映し出されるのが魅力の神秘的な美しさを持つ池です。
とくに、晴れた日には周囲の山々や紅葉が水面に鏡のように映り込み、フォトスポットとして人気です。
秋には紅葉が、冬には雪景色が映るため、季節ごとに違った表情を楽しめます。
静寂な環境に包まれた鏡池は、自然の美しさをゆっくりと堪能できる癒しのスポットです。
参考:鏡池
【第4位】MIDORI長野
長野で外国人に人気の観光地ランキング第4位はMIDORI長野です。
MIDORI長野は、長野駅に直結したショッピングモールで、その利便性と充実した店舗ラインナップが魅力です。
ファッション、雑貨、グルメまで幅広いジャンルのショップが揃い、地元の特産品やスイーツも楽しめます。観光客には信州の特産品を手に入れる場所としても人気で、レストランやカフェでは信州そばなどの地元料理も味わえます。
駅直結のためアクセスも良好で、買い物や食事を手軽に楽しめるスポットです。
参考:MIDORI 長野
【第3位】長野県立美術館
長野で外国人に人気の観光地ランキング第3位は長野県立美術館です。
長野県立美術館は、善光寺のすぐそばに位置し、自然と調和した美しい建築が魅力です。
ガラス張りの館内からは、周囲の緑豊かな景観を楽しむことができ、美術鑑賞だけでなく、リラックスできる空間を提供しています。地元の作家による作品展示や、日本画、彫刻など多様な展示があり、長野の文化と芸術に触れることができます。
四季折々の風景と共に、訪れるたびに新たな感動を味わえる美術館です。
参考:長野県立美術館
【第2位】戸隠神社
長野で外国人に人気の観光地ランキング第2位は戸隠神社です。
歴史と自然が調和した神社で、約2,000年の歴史を誇ります。
五社から成る社殿が山中に点在しており、特に樹齢数百年の杉並木が参道を彩り、荘厳な雰囲気を醸し出しています。
奥社までのハイキングは、自然と一体化した神聖な体験ができると評判です。
また、パワースポットとしても知られ、心身を清め、自然のエネルギーを感じることができる場所として人気です。
参考:戸隠神社
【第1位】善光寺
長野で外国人に人気の観光地ランキング第1位は善光寺です。
善光寺は、長野市に位置する約1,400年の歴史を持つ日本最古の仏教寺院の一つです。
「一度はお参りすべき」とされるほど信仰の篤い場所で、無宗派の人々も訪れることができます。
とくに有名な「お戒壇巡り」では、真っ暗な回廊を進みながら「極楽の錠前」に触れることで、極楽浄土への道を開く体験ができます。四季折々の風景と重厚な建築が調和する、心安らぐ場所です。
参考:善光寺
長野の在留外国人数は全国18位!
多くの外国人観光客が訪れる長野では、その対応として外国人材の需要が高まっています。
実際に長野は全国で17番目に在留外国人が多く、外国人材を雇用しやすい環境です。
以下でくわしい数字や外国人の国籍、在留資格を見ていきましょう。
参考:出入国在留管理庁「令和5年末現在における在留外国人数について」
参考:厚生労働省「外国人雇用状況の届出まとめ」
長野に住む外国人の人数
2023年の調査によると、長野県の在留外国人数は41,536人を記録しています。
過去最多の数字を記録しており、今後も増えつづけることが予測されます。
市町村別では、長野市が4,346人で最も多く、松本市が4,286人、上田市が4,154人で上位となっています。
長野に住む外国人の国籍と在留資格
国籍別
国籍別では、中国人が8,256人で一番多く、ベトナム人が6,426人、フィリピン人が5,181で上位3カ国となっており、全体の半数以上を占めています。
在留資格
長野県には非常に多くの外国人が住んでいますが、そのほとんどが仕事に制限のない「身分系」の在留資格を持っています。なかでも永住者が最も多く、全体の36.1%を占めています。
その次に多いのが「技能実習」で全体の14.7%、他にも「技人国」や「特定技能」が上位5位にランクインしています。
長野の外国人労働者数
長野県の外国人労働者数は2023年10月時点で24,893人を記録しており、前年比では約11.2%増加しています。
職種別では製造業が41.5%で最も多く、次いで農業、飲食・宿泊業で多くの外国人が働いています。
近年では人手不足に伴い、外国人労働者向けの研修施設など、受け入れを強化する動きが拡大しています。
長野はなぜ在留外国人に人気?
では、なぜ長野には多くの在留外国人が暮らし、人気なのでしょうか。
その理由をいくつか紹介します。
自然とアウトドア活動が豊富
長野県は、アルプスや美しい湖などの自然環境に恵まれており、ハイキングやスキー、キャンプなどのアウトドア活動を通じて自然を満喫できるのが魅力です。
四季折々の風景が楽しめるため、自然が好きな外国人にとって長野は理想的な居住地です。とくに、夏の涼しい気候は多くの外国人観光客や住民を引き寄せています。
実際に近年、軽井沢を中心に多くの外国人が長野県に別荘を建てており、ビル・ゲイツ氏が広大な別荘をたて、それが軽井沢の土地ルールに反していると話題になりました。
豊富な雇用機会
長野県では、農業や製造業、観光業など多くの産業が盛んで、外国人労働者に豊富な雇用機会を提供しています。
さらに、外国人が快適に暮らせるように、多文化共生を推進する取り組みが進んでいます。
具体的には日本語学習支援や生活に必要な情報を提供するサービスが整備されており、外国人の住みやすい環境が整っています。
さいごに
長野県はショッピング施設から豊かな自然がそろっており、外国人観光客にとって魅力のつまった人気の観光地の一つです。
今後も長野県では外国人観光客が増え続けることが予測され、その対応には県内に多く住む外国人材の雇用が欠かせないでしょう。
外国語対応ができる人材などで「在留外国人を雇用したい」という方は、累計で約3000社の企業さまが利用している、在留外国人特化型の求人サイト「Guidable Jobs(ガイダブルジョブズ)」の利用をご検討ください!