【2024最新】外国人に人気の群馬観光ランキングTOP5! 在留外国人数は全国12位
草津が位置する群馬は東京からのアクセスが良く、近年外国人観光客から新たな観光地として注目されています。
とくに、四季折々の美しい景色や温泉が多くの観光客を引きつける魅力となっています。
また、近年では群馬に住みながら働く在日外国人も増加しています。
本記事では群馬で外国人に人気の観光スポットと外国人労働者の現状について紹介します。
目次
外国人に人気の群馬観光地ランキングTop5!
観光庁による最新の調査によると、2023年の群馬県への外国人旅行者数(のべ宿泊者数)は23万人を超えました。
コロナ禍が明けてから約400%ほどの増加であり、高い人気があることがわかります。
群馬県には豊かな自然から温泉まで、たくさんの観光スポットがありますが、外国人にとってどんな場所が人気なのでしょうか?
以下では、世界中で利用されている観光情報サイト「Tripadvisor(トリップアドバイザー)」の評価をもとに、外国人に人気の観光スポットTOP5を紹介します。
参考:観光庁 日本各地への訪問の実態
参考:Tripadvisor 「Things to Do in Gunma Prefecture(群馬県の観光スポット)」
【第5位】川場田園プラザ
群馬で外国人に人気の観光地ランキング第5位は、川場田園プラザです。
沼田ICから車で10分程にある道の駅であり、バスツアーでもよく立ち寄られます。
「遊べる・食べられる道の駅」というコンセプト通り、川場村で採った新鮮な食材を扱うレストランや直売所に加えて、大人から子どもまでが広々と遊べるプレイゾーンが用意されています。
7月から8月には期間限定で無料のブルーベリー摘みが開催されており、家族全員で気軽に立ち寄れ、楽しめるスポットとして外国人から高い人気を得ています。
参考:川場田園プラザ
【第4位】谷川岳ロープウェイ
群馬で外国人に人気の観光地ランキング第4位は、谷川岳ロープウェイです。
土合口駅から天神平駅間の約2400mを結ぶ日本屈指のロープウェイです。
ゴンドラから見える景色は季節によって変わり、日本でアルプス級の絶景を眺められます。
5・9・10月の特定日には夜間特別運行が行われており、それを目当てに訪れる観光客が多くいます。
また、ロープウェイを上がった先の展望台にあるレストランとカフェも日本の自然を感じながら食事を楽しめるスポットとして外国人を魅了しています。
参考:谷川岳ロープウェイ
【第3位】吹割の滝
群馬で外国人に人気の観光地ランキング第3位は、吹割の滝です。
「東洋のナイアガラ」と称され、天然記念物にも登録されている群馬を代表する観光名所です。
日本の自然を目当てにくる外国人に人気のスポットであり、都心から比較的ちかいのも多くの観光客が訪れる要因となっています。
滝に向かう途中の遊歩道には外国人向けのお土産屋さんが立ち並んでいます。
参考:吹割の滝
【第2位】榛名神社
群馬で外国人に人気の観光地ランキング第2位は、榛名神社です。
榛名神社は関東屈指のパワースポットと呼ばれる広大な敷地をもつ神社の一つです。
1400年を超える長い歴史と深い森や奇岩・巨岩に囲まれた境内が最大の特徴です。
日本の伝統的な文化や神社に触れつつ、広大な自然を楽しめる観光地として、多くの外国人に人気があります。
参考:榛名神社
【第1位】草津温泉湯畑
群馬で外国人に人気の観光地ランキング第1位は、草津温泉湯畑です。
日本三大泉と称される草津温泉のシンボルである湯畑は、温泉街の中心に位置しています。
周辺には歴史ある宿・共同浴場・さまざまなお店・足湯などが立ち並んでおり、古風で情緒ある街並みを楽しむことができます。
都心からも2時間半の好アクセスで、外国人観光客が訪れる人気な温泉として1位に輝いています。
外国人観光客にとって定番な観光スポットの一つとも言えるでしょう。
参考:草津温泉
群馬の在留外国人数は全国12位!
多くの外国人観光客が訪れる群馬では、その対応として外国人材の需要が高まっています。
実際に群馬は全国で12番目に在留外国人が多く、外国人材を雇用しやすい環境です。
以下でくわしい数字や外国人の国籍、在留資格を見ていきましょう。
参考:出入国在留管理庁「令和5年末現在における在留外国人数について」
参考:厚生労働省「外国人雇用状況の届出まとめ」
群馬に住む外国人の人数
2023年の調査によると、群馬県の在留外国人数は72,315人を記録しています。
前年度からは約10%増加しており、今後も増えつづけることが予測されます。
市町村別では、伊勢崎市が15,183人で最も多く、太田市が13,533人、前橋市が8,652人で上位となっています。
群馬に住む外国人の国籍と在留資格
国籍別
国籍別では、ベトナム人が14,012人で一番多く、ブラジル人が13,063人、フィリピン人が8,897人で上位3カ国となっており、全体の半数以上を占めています。
在留資格
群馬県には非常に多くの外国人が住んでいますが、その半数が仕事に制限のない「身分系」の在留資格を持っています。
なかでも永住者が最も多く、全体の28.8%を占めています。
次に多いのが「技能実習」で全体の14.3%。
他にも「特定技能」や「技術・人文知識・国際業務」が上位5位にランクインしています。
群馬の外国人労働者数
群馬県の外国人労働者数は2023年10月時点で57,375人を記録しており、2013年以降年々増加しています。
職種別ではサービス業が40%で最も多く、次いで卸売・小売業、製造業で多くの外国人が働いています。
群馬における外国人労働者数は過去最高値を更新し続けており、今後も群馬県内の企業では外国人の採用を拡大する方針です。
群馬はなぜ在留外国人に人気?
では、なぜ群馬には多くの在留外国人が暮らし、人気なのでしょうか。
その理由をいくつか紹介します。
日本有数の工業地帯
群馬は日本有数の工業地帯であり、太田市の大泉町には家電・食品・自動車部品など、100を超える数の工場があります。
それに伴い、人手不足が深刻となった工場の企業が外国人労働者の受け入れに力を入れ始め、外国人にとって働き先の多い人気な地域となりました。
外国人向けに街が変化
群馬では、仕事を求めてくる外国人が住みやすい街づくりが行われています。
例えば、スーパーでは外国人向けの商品が陳列されており、行政による日本語教室や国際交流イベントが開催されています。
このように、街全体で外国人の受け入れに力を入れる取り組みが、外国人から高い人気を得ることにつながっていると言えます。
さいごに
群馬県は日本屈指の温泉から自然がそろっており、外国人観光客にとって魅力のつまった人気の観光地の一つです。
今後も群馬では外国人観光客が増え続けることが予測され、その対応には県内に多く住む外国人材の雇用が欠かせないでしょう。
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