外国人採用 関連ニュース 2025年度 2月版 「増加する外国人労働者と多国籍化する職場 」

いま知っておくべき「外国人採用に関連したニュース」について、厳選してご紹介いたします。
目次
前月の厳選ニュースはこちら!
◉日本で働く外国人労働者 去年230万人超で過去最多 (NHK)
日本で働く外国人労働者が昨年230万人を超え、12年連続で過去最多を更新したことが厚生労働省のまとめで明らかになりました。具体的には、2023年10月末時点で外国人労働者は230万2587人で、前年同時期より25万3912人(12.4%)増加しました。
国別では、最も多いのはベトナムで57万人超(全体の約4分の1)、次いで中国(40万8805人)、フィリピン(24万5565人)となっています。また、増加率が特に高い国はミャンマー(61%)、インドネシア(39.5%)、スリランカ(33.7%)でした。
さらに、2019年度から始まった「特定技能」の在留資格を持つ外国人労働者は20万6995人で、主に建設業や介護などの分野で活躍しています。
厚生労働省は、外国人労働者の増加は人手不足の解消を目的としており、特に医療・福祉や建設業で顕著な増加が見られるとコメントしています。
◉きれいな機内は“外国人材”のおかげ 関西空港の裏側 (NHK)
Guidable Jobsでは「身分系外国人」と呼ばれる「永住者」「定住者」「日本人の配偶者」で、労働制限のない登録者が全体の55%を占めています。
外国人採用に関するご相談はぜひ、Guidable Jobsにお任せください!
◉「色々な仕事の経験をしてみたい」カトープレジャーグループ内定式 (NCC)
カトープレジャーグループは、長崎市伊王島の「i+Land Nagasaki」で新卒内定式を開催しました。今年4月に入社予定の94人の内定者が参加し、そのうち約7割が日本人、残りの3割はネパール、ベトナム、中国、台湾などの外国人です。
内定式では、加藤宏明社長が「皆さんはカトープレジャーグループの未来であり、新規事業の成功に貢献してほしい」と激励しました。グループは国内外に約90拠点を展開しており、内定者はレストランや高級ホテルなどの5つの部門に配属されます。
内定者の一人、鎮西学院大学の久富怜音さん(21)は「内定証書をもらい、社会人になる不安もありますが、ワクワクが勝っています」と述べました。また、ネパール出身のシュレスタ・デブラルさん(29)は「フロントの仕事に興味があるが、他の仕事も経験したい」と話しました。
カトープレジャーグループは「逆ドラフト制度」を導入しており、内定者は各部門を担当する役員から仕事の魅力を聞いた後、希望する部門を選びます。吉川久也常務取締役は、「海外の母国語を話せるスタッフが重要で、チャンスは広がっていく」と期待を寄せています。
加藤社長は、「年齢、性別、国籍に関係なく活躍できる会社を目指し、外国人社員がマネージャーや役職者を目指せる評価を行う」と語り、内定者には「この職が天職だと思えるような形で成長してほしい」と励ましました。