韓国人の性格・特徴7選 雇用するメリットとは? これを抑えれば韓国人採用は成功する!
日本のおとなりの国、韓国。
場所によっては国内に行くより短時間で行けるほど地理的に近く、日本と似ているところが多いことで知られています。
K-POPをはじめとする韓国の文化、キムチや焼き肉などの食文化は日本でも人気です。
逆に日本のアニメなどの文化や日本食にあこがれて来日する韓国人も多いです。
日本にいる在留外国人の中でも多い韓国人は、文化や言葉が似ていることから日本にとてもなじみやすく、アルバイトから正社員まで幅広く採用されて活躍しています。
ただ見た目は似ていても、韓国人と日本人では大きく異なる点もあります。
今回は韓国人を採用する際に、「抑えておくべき7つの性格・特徴」をご紹介いたします。
目次
韓国人の在留外国人数は第3位
韓国人は日本の在留外国人の中で3番目に多く、韓国人材を雇用しやすい環境です。
以下でくわしい数字や住んでいる都道府県、在留資格を見ていきましょう。
参考:出入国在留管理庁「令和5年末現在における在留外国人数について」
参考:厚生労働省「外国人雇用状況の届出まとめ」
日本に住む韓国人の人数
2023年の調査によると、日本の在留韓国人数は410,156人を記録しています。
近年は減少傾向にありますが、依然として高い数字を保っています。
都道府県別では、大阪府が約10万人で最も多く、東京都が約85,000万人、愛知県が29,000人で上位となっています。
日本に住む韓国人の在留資格
日本には非常に多くの韓国人が住んでいますが、そのほとんどが仕事に制限のない「身分系」の在留資格を持っています。
なかでも特別永住者が最も多く、約25万人を占めています。
次に多いのが「技術・人文知識・国際業務」で約25,000人、「留学」が約15,000人です。
韓国人の外国人労働者数
日本の韓国人労働者数は2023年10月時点で923,000人を記録しており、過去最高値となりました。
職種別では卸売・小売業が最も多く、次いで飲食業、ITで多くの韓国人が働いています。
新大久保を筆頭に、日本で飲食店をひらく韓国人が多いのに加えて、近年では将来性の高いIT企業に就職する在日韓国人も増えています。
韓国人の特徴・性格7選
では、韓国人はどのような特徴・性格をもつのでしょうか?
以下で詳しくご紹介します。
韓国人の特徴① ものごとはハッキリ
「好きなものは好き。嫌いなものは嫌い」とはっきりしているのが韓国人の特徴です。
レストランでの食事が口に合わなければ、店員に対して平気で「まずい」と伝える方もいます。
日本では「本音と建前」という考え方があり、思っていることがあっても相手の気持ちを慮り面には出さない傾向が強いです。
しかしながら韓国ではこの傾向が逆と言えるかもしれません。
「気持ちをストレートに伝えない」「黙っている」ということは、相手の意見を認めることになるため、それを良しとしない風潮があります。
日本との考え方の相違は、やはり国土の地理的な相違に起因しているのかもしれません。
韓国は大陸つながりで他国が存在しているため、侵入者から国を守るという点では、「相手の気持ちを考える」より「自分たちの考えを主張する」方が重要だったのです。
韓国人の特徴② 情熱的
韓国人は何においても非常に情熱的です。
スポーツに熱狂する姿や、学校をあげて臨む受験戦争がいい例です。
「ものごとはハッキリ」に通ずることですが、気持ちを表に出すという特徴があるので、傍目から見ていても情熱的に見えます。
スポーツや受験への熱狂ぶりはすさまじく、日韓戦などでもその情熱的な様子を見たことがある人は多いでしょう。
また韓国人男性やアイドルに日本人女性が夢中になる理由は、彼らが情熱的であるからです。
「愛してるよ」「君がいちばんだ」など、日本人だと気恥ずかしくなることも韓国人男性は当前のように伝えます。
近年はK-POPアイドルの人気は世界的な広がりを見せています。
韓国人の特徴③ 上下関係はしっかり
親や親戚や会社の上司に対しての上下関係は、日本以上にしっかりしています。
その理由としては「儒教」と「兵役」が関係しているようです。
「儒教」とは孔子を始祖とする教えで、東アジア各国で2000年以上の強い影響力があるため、その教えが古くから韓国にも根付いています。
教えのひとつに「相手に敬意をもって接すること」とあり、韓国人は小さいころから親や親戚に教え込まれます。
また、もうひとつの要因として「兵役」があります。
満20〜28歳のすべての韓国人男性は、韓国の軍隊に1年半から1年10ヶ月(※部隊によって異なる)を兵隊として勤めること、という法律があります。
特別な理由がない限りは、このかなり縦社会である軍隊生活を体験します。
軍隊生活では上下関係をさらに教えこまれるので、とくに男性は上下関係がしっかりしています。
韓国人の特徴④ 過酷な学歴社会を経験する
韓国の学歴社会は熾烈を極めています。学歴の良し悪しは容姿と同様に、就職の際に大きな影響を及ぼします。
この特徴にも儒教の影響があるでしょう。
教えの中に「学問の奨励」という項目があり、歴史的にも「李氏朝鮮の科挙制度」という受験を、長らくやってきたことが背景にあります。
現代では学歴社会の傾向は弱まりつつあります。
しかし韓国国内の大企業だと、いまだに学歴で就職の可否を判断されることは珍しくありません。
そのため韓国人は競争意識が高く、優秀な人が多いです。
優秀な人材がいるおかげで企業の成長スピードが速いので、諸外国と比較した場合でも国内産業の成長は著しく、海外からも韓国に働きに来るエリートが増えています。
韓国人の特徴⑤ まわりの目を気にしがち
韓国人はまわりの目をとても気にします。
自分の行動がまわりからどう見られているのかも気にしますし、自分の外見や容姿に対する周囲の評価がかなり重要です。
韓国人は日本人のように「まわりに足並みを合わせる」という面もありながら、他人からの承認欲求が高い傾向もあります。
また就職の際には外見も学歴と同じくらい合否に直結します。
お金をかけて顔を整形することにも、日本とくらべると心理的な抵抗は低い傾向にあります。
整形に限らず、女性は美の追求を怠りません。
世界的にも韓国は美容大国として有名です。
エステ、サロン、コスメショップが充実し、価格も安いことから美容目的で韓国を訪れる女性観光客も多いです。
「まわりの目を気にする」という特徴が、文化や産業の発達にも貢献しているわけですね。
韓国人の特徴⑥ スマホを手放せない
2018年度の韓国人のスマートフォン(スマホ)所有率は世界一でした。
日本国内の所有率が約65%にとどまっていたのに対し、韓国は約95%と驚異的な数値になっていました。
これほどスマホが普及している背景には、韓国国内でのスピード感をもったIT化の波があります。
例えば大統領の号令のもとブロードバンドを世帯に迅速に普及し、最近では電子決済システムが全国に普及しています。
また行政のIT化も、日本よりも進んでいることがよく知られています。
▼こちらの記事「韓国行政プラットフォーム「政府24」の衝撃」に詳しく書かれています。
私たちが日本で使っているサービスも、実際には韓国発のものがたくさんあります。
例えば「LINE」や、少し前に流行った写真アプリの「SNOW」、さらにおやすみ前に聞けるラジオアプリ「SPOON」などです。
韓国人の特徴⑦ 困っている人は放っておかない
韓国人は困っている人には無条件で手を差し伸べます。
こちらも韓国に深く根付いている、「儒教」の影響が強く残っています。
「人を思いやり、親睦を深めよ」という教えに基づいて、困っている人を助けることを実践しています。
これは日本人であっても同じです。一般的に日韓関係はよくないとされており、韓国人に対して偏見を持っている人もいます。
ただ初めて韓国を訪れた日本人が韓国人からとても親切にしてもらって考えを改めた、というのはよく聞く話です。
韓国人を雇用するメリット
日本人に似ていながらも、独自の文化や特徴をもつ韓国人の雇用は職場に新たな変化をもたらすことが期待できます。
以下で韓国人を雇用するメリットについていくつかご紹介します。
高い言語スキルとコミュニケーション能力
韓国人の多くは、ビジネスや生活の場面で日本語を学んでいます。韓国の教育システムでは、外国語として日本語が選ばれることも多く、ビジネスレベルで日本語を話すことができる韓国人は少なくありません。
近年では、若者の間で日本ブームが巻き起こっていることもあり、日本語を勉強している方が急増しています。
また、日本語だけでなく英語に強い方が多いのも韓国人の特徴です。
日本を訪れる外国人観光客の対応も任せられ、外国人を雇用する上で難題である言語の壁に困らず、一緒に働きやすいといえます。
ビジネス文化が似ている
特徴で紹介したように、韓国人は厳しい上下関係の文化を持っています。
それだけでなく、日本の企業では時間厳守や規律を守る姿勢が非常に重視されますが、韓国でも同様に時間管理や責任感が求められる職場文化が存在しています。
例えば、会議や仕事の進行においても、定刻での開始や業務報告の徹底といった細かい規律を守る点で、日本企業との相性が非常に良いです。
また、チームワークや集団での協力を大切にする考え方が強く、個人よりもチーム全体の成果を重視する傾向があります。
このように、韓国の職場では日本とよく似たビジネス文化があり、韓国人は日本企業にもスムーズに溶け込むことができます。
IT技術力が高い
韓国は世界でも有数のIT先進国です。
多くの韓国人が学生のうちに多くの韓国人がプログラミングやデータ解析、AI(人工知能)、ソフトウェア開発など、デジタルスキルを身に付けています。
特に、スマートフォンアプリやオンラインサービスの開発に強みを持っているため、こうしたスキルを持つ韓国人を採用することで、企業のデジタル化やIT関連プロジェクトの進展に大きく貢献することが期待できます。
また、韓国は製造業においても高い技術力を誇っており、自動車や半導体、家電製品の分野では世界的に有名な企業があります。
こうした一面から、即戦力として雇用できる人材が韓国人には多いことがわかります。
韓国人の特徴は掴めましたか?
韓国人について、日本と似ていながらも異なる部分は知っていなければなりません。
企業として雇う際にもそうですが、昔から日本国内には多くの韓国人が在留しています。
一緒に生活をするという点でも、たがいのことをよく理解することは必須です。
競争意識も高く、有能な人材が多い韓国人。
上手に付き合えると、日本企業もいっしょに成長をつづけることが期待できます。
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