いま知っておくべき「外国人採用に関連したニュース」について、厳選してご紹介いたします。

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◉日本人86万人減、前年比で最大 外国人は初の300万人台(日本経済新聞)

総務省の人口動態調査によると、1月1日時点で日本人は1億2156万1801人、約86万人減少。減少幅は調査開始以来の過去最大の数字となった。日本人が減少する中、外国人は過去最多の332万3374人に増加。外国人人口はすべての都道府県で増加しました。

また、外国人は留学生や技能実習生など20代の若い世代も多く、少子高齢化が進み、生産労働人口が増えていない日本において労働力の重要な担い手になっています。

◉日本の宿泊業界の人材確保へ インドネシアでイベント(NHK)

日本の宿泊業界関係者がインドネシアで人材確保に向けたイベントを開催しました。観光局によると訪日外国人は過去3ヶ月連続で300万人を超え、過去最多となっています。

一方で宿泊業界では新型コロナの感染拡大で離職した人材が戻らず人材不足となっており、外国人材の受け入れに期待を寄せているようです。

「日本では観光が成長産業だと思うので、インドネシアの若い世代を中心に多くの人に働いていただきたい」と「全国旅館ホテル生活衛生同業組合連合会」の井上善博会長も話しているように、今後は宿泊業界でもより外国人雇用が進みそうです。

◉特定技能に物流 作業追加求める 倉庫協会(労働新聞社)

物流関係で働く人の画像
日本倉庫協会は外国人特定技能に物流を追加する要望書を国土交通省に提出を考えているようです。

今後の物流業界の人材不足解消に大きな影響を与える動きになりそうです。

◉20言語に拡大 宮崎県警察本部が多言語に対応した運転免許学科試験を導入(mrt)

宮崎県警察本部が運転免許学科試験の外国語対応を20言語に拡大しました。全国的に外国人労働者の受け入れが広がっているため、導入を開始したとのこと。

今年に入ってから4月末時点で外国語で試験を受けた人は、198人いるそうです。

県内に住む外国人がよりスムーズに免許を取得できる環境になったため、ドライバー不足となっている業界で人材不足解消に貢献するのではないでしょうか。