【成功事例】人材派遣業で外国人採用をするなら、通訳担当者を置くのが理想的?
〈会社紹介〉
会社名:(企業名非公開)
業種:派遣
お話を伺った方:担当者 山田さま(偽名)
今回はJobsハケンを長くご利用していただいている、弊社の中でもよく話題に上がる企業さまにお話を伺いました。派遣事業では「派遣企業さま」と実際に仕事を行う「受け入れ先企業さま」がありますが、外国人の派遣社員だからこそ仕事にアサインするときには一手間が必要なようです。
では、インタビューをみてみましょう!
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ーー今回はインタビューを承諾していただきありがとうございます。御社では採用活動がうまくいくことが多く、弊社の中でも話題になっています。今回はどのようなポイントがあるのかおたずねできればと思います。
山田さま:
はい(笑)
ーー御社はもう合計で3年近くは弊社のサービスを使っていただいていますが、昔から外国人採用は行われていたのでしょうか?
山田さま:
10年前くらいに、大きな企業に派遣するスタッフで、仕事場で通訳を担当してもらった方がいたんですが、その方が最初だと思います。その時期にこの企業さまがかなり大きな案件で多くの人を欲しがっていて、外国人も多く必要だったのでその方に入ってもらいました。
彼女は横のつながりもあって、彼女のコネクションを使えば人が集まるかもと考えたんですね。
結局、コロナ前まではその地域で外国籍の方が50〜60名くらいはいましたよ。
ーー10年近くも前から外国人採用をされているんですね。
山田さま:
そうですね。いちばん多いときだと、フィリピン国籍の方だけでも40名くらいはいたと思います。コロナで一度全員いなくなってしまいましたが。
ーーなるほど。外国人向け媒体の中で、弊社を選んで下さった理由はありますか?
山田さま:
当時は自分たちでスーパーマーケットに外国語のビラを置いたり、フィリピン国籍の従業員にFacebookで呼びかけてもらったりしていました。でも外国人向け媒体は何も使っていなくて、たまたまGuidable(ガイダブル)さんを使ってみたら、有効応募がかなり多かったので驚きました。定住者が非常に多くて「これはいいな」と思いましたね。
ーー今回もまた早いタイミングで更新させていただきました。ありがとうございます。
山田さま:
そうですね。やさしい日本語での求人なども見やすくて、わかりやすかったというのもあります。
UI/UX部分には満足していますよ。
ーー求人の管理画面はどうですか?
山田さま:
見やすいですよね。
別の会社のものを使っていたけど、正直あまり使いやすくはなかったです。今は知らないですけど。
ーーわたしたちとしては、御社は受け入れる側として体制が整っているなという印象を持ちます。通訳さんを雇っている点も特徴だと思うのですが。
山田さま:
そうですね。通訳の方には、有効な応募だと判断した方の面接は100%やってもらいます。その中で特性を掴んでもらうわけです。
たぶんですけど、うちの通訳は面接に一人当たり一時間くらいはかけてずっとお話をします。仲良くなってから受け入れ先企業さまの職場見学に行くので、日本人を派遣するときよりはかなり手厚いサポートをしているかもしれません。
ーー御社は採用がかなりうまくいく印象があったんですが、こういう一手間があるんですね。
山田さま:
派遣事業ですと面接後には受け入れ先の企業さまに行ってもらうことになります。しかしここでも、弊社の場合は慣れるまでは通訳の方がついていきます。面接のときから信頼関係を作っていて、困ったときの相談を母国語とか英語でできるひとがいるのは、日本語があまり得意じゃない方からしたら安心できる要因になっていると思いますね。
ーーすごくいいサポートですよね。信頼関係があるので、定着してうまくいくのも納得です。
山田さま:
受け入れ先の企業さまでも、弊社の通訳がしっかりとリレーションを作ってくれているので、信用して仕事の枠をくれる感じがしますね。うちみたいな派遣する企業と、受け入れ先企業さまのあいだで、通訳の担当がいるのは外国人採用では非常に重要だと思います。
ーーこんなにいい知見を共有しても大丈夫ですか?
山田さま:
大丈夫だと思います。(笑)